90’sのキングオブデジタルシンセ「JD-800」のソフトシンセ「JD-850」で作る「今日の一曲」




こんばんはUGです。
90年台はデジタルシンセが圧巻した年代で、新製品のたびにプリセットの数が
増え質から量へ転じていた時代でした。
そんな質から量の時代に数ではなくあくまで質でこだわったシンセが
ローランドのJD-800でした。

DTMerにとってはJD-800=53番TKpianoという認識が
強いと思います。(最近の若いDTMerでもそうなのかな?)
そんなJD-800はピアノ音色のイメージが強いシンセですが、実は本当に
よくできていたシンセサイザーでした。

分厚いパッドにシンセブラス
シンセリードにマレット系のシンセ
そして拡張音源のドラムは実は結構ハリがあって使える音色が多いです。
そしてデジタルエフェクトが逸脱でディストーションをかけて作られたギターの音はシンセで作られるギターの新しい可能性を感じることができる
ものでした。

そんなキングオブデジタルシンセのソフト化を望む人も多いと思いますが、
ローランドはそんな気は全然ありません。
しかし、少し前にSampleismから「JD-850」というソフトが発売されました。
制作元はCL-projectというところみたいですが…

そう紛れも無くJD-800のソフトシンセです。
スペックは

  1. Native Instruments Kontakt 5.1以上に対応
  2. 24bit/44.1kHz
  3. インストゥルメントごとに24サンプル(2レイヤー構成で、レイヤーごとに12サンプル、オクターブごとに2サンプル)、6オクターブ(76ノート)のレンジをカバー
  4. ベロシティ/アフタータッチ対応
  5. 8種類のエフェクトを搭載(デジタル・リバーブ、デジタル・ディレイ、コーラス、フランジャー、フェイザー、ディストーション、3バンドEQ、ステレオ・モデラー)
  6. LFO、ディレイ、コーラス、フランジャー、フェイザーのTime/Speedパラメーターは、ホスト・アプリケーションのテンポに同期可能
  7. アルペジエーター/エフェクト・ページ
  8. マスター・コントロール・ページ
  9. 3バンドEQ/ステレオ・モデラー・ページ
GUI

おぉーそれっぽい
色といい質感といいかなり頑張っています。
音色数はInstruments200/Multis50
という構成JD-800はシングルモードが64音色なのではるかに本機を
超えています。


そしてJD-800=TKpiano53番ピアノの音は収録
されています。
この音色は結構ほかのソフトシンセにも入っていたりするんですが、
JD-850のピアノの音かなりよく作りこまれています。
まずJD-800で53番のピアノを選ぶとフィルターの設定が完全に開いていません。
そこが再現されていて、フィルターをMAXまで開くとかなりブライトになり
「キャンキャン」いいまくりになります。このこだわりは見事です
ただ元の音源はJD-800からサンプリングしたものではなく
JV-880のピアノの音かもしれません。

分厚いアナログ風のブラスもよく頑張っている方ですし、
可愛いマレット系の音もJD-800の音色のままといっていいほどです。

しかしすべての音色が完全に移植されているわけではないのが注意すべき点です。
私が覚えている限りJD-800のプリセットの1番?のメタルチックなSFパッドは入っていません。(たしかこれはTMNEXPOのオープニングで使われていたような気がします)
あとエフェクトもちょっとずつ違うので同じような音に見えて違うところもあります。
ディストーションリードは似ても似つかないほどのものでしたw
改めて
JD-800のエフェクターのクオリティの高さ
感じます、
あとJD-800にはないアルペジエーターもついています。
音色が音色なだけにめちゃくちゃテクノな感じがしますw

3バンドEQとステレオMODELER

というわけで「今日の一曲」はJD-850のピアノの音を使ってみた曲です。


TKピアノのような抜けるピアノにはしていません。
しかし、やっぱりこのピアノの音色一つで世界観が作られるのはすごいです。
めちゃめちゃ90’sのゲームサウンドですw

気になるのお値段は41$
お試し価格としても問題ない価格です。
ヤフオクで中古でも5万以上がザラなのでその1/10の価格
キングオブデジタルシンセのあのピアノの音がほしい!!という方でも
この価格なら手が出せるんじゃないでしょうか?

オススメです。
cl-projects

今日もみなさんのクリエイティブライフが良いものでありますように

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